大統領選

アメリカの目下の関心事といったら、やはり大統領選挙です。日本ではどう取り上げられているか気になります。

こちらは民主党共和党のそれぞれの全国大会が終わり、少し落ち着いた感じはありますが、やはり現場にいると日本の選挙では見られない異常な盛り上がりを肌で感じます。とはいえ語学学校とホームステイ先を往復する毎日を送っている自分としては、現地の人とそれほど接触は無く、英語の理解力も欠けているので、間違った事を書いているかもしれませんがそこはBLOGなんで鵜呑みにしないでください。

今話題になっているのは、共和党の副大統領候補サラ・ペイリン - Wikipediaです。この人はアラスカの州知事アメリカ規模ではそんなに認知されていない人でしたが、今回いきなり副大統領候補に上がり、メディアもこぞって取り上げています。この人はヒラリーさん以上に「強い女」らしくスキャンダルもかなりある人らしいです。一番取り上げられているのが、この人がスピーチで「なんでも神の思し召し」発言をしたことです。演説でアラスカにパイプラインを引くことは神が望んでいると言ってます。正直怖い、危ない感じがします。そのうちロシアを攻撃するのも神の思し召しみたいなことを言い出しかねない気がします。

昨日の世論調査ではマケインがオバマよりリードしている記事を読み正直びっくりしました。自分の周りの語学学校の先生、2件のホームステイ先、ホストの友人の誕生日パーティーにいたアメリカ人の話を聞いてても誰一人として共和党を応援しているようなことを言った人はいないのです。共和党の応援者は年齢層が高いと聞いているので、年配の人とは接点がないのでかもしれません。よくあちらこちらの家の前にオバマ支持のプラカードは見ますが、マケインのは見たことがありません。

どこにマケイン支持者は隠れているのだろう!?そして是非共和党支持者の話を聞いてみたくなり、ホームステイ先に聞いてみたら、友人でいるとのことなので今度連れて行ってもらえることになりました。ブッシュ2世と言われるマケインを支持する理由はなんだろう!?また感想は後日書きたいと思います。

正直、日本の政治にも無関心だった自分がアメリカの大統領選に興味を示すのはおかしい気がしますが、こちらの選挙は面白いと思います。話題性、華やかさが日本に比べるとずば抜けています。候補者演説に2億円のお金を使い、競技場に8万人の人を集めるアメリカ、片や「どっちでもいいや感」がでている日本の国民投票。どっちが正常なのだろうかと思います。投票率はほぼ同じらしいので、どちらが良いというより国民性がでていると言ったほうがいいのかもしれません。