ホストファミリー

もう4月に入るのにも関わらず、まだ朝晩はダウンジャケットが手放せないシアトルです。今日からいよいよ春の授業がスタートしました。ここから帰国する8,9月まで一気に行くかと思うと、心機一転、悔いを残さないようにこの期間を過ごさなくてはと思っています。

そんな気持ちとは裏腹に、昨日突然ホストファミリーから今週末までに家を出て行って欲しいと言われてしまいました。ホストの事情により追い出される形になってしまいました。こちらにコネクションもできたので、ホームレスにはならずに済みそうですが、心機一転ムードの出鼻をくじかれた感じです。

この8ヶ月で4回目の引越しとなり、旅行者に毛の生えたような荷物しかありませんが、ちょっとした荷造り上手になっています。こんなことも珍しいことのようですが、ホストファミリーの選択は本当に運だなと思います。そして自分は運が悪いなと・・・。

日本人の感覚でのホストファミリーはボランティア的な感覚の比重が大きいと思いますが、アメリカは完全に商売として成り立っています。ですので本当にドライな関係の家が多いそうですし、実際に住んでみると見せてくる嫌な一面もあります。本当にギャンブルのようなものです。お年寄りに説明するならば、下手に説明するより「下宿人になる」と言った方が腹オチしてもらえるのではないでしょうか。しかしホストについて割り切ってしまえば楽なものです。昨日の急な通告にも動じず、慌てず、騒がず・・・少し動揺しましたが、納得してしまいました。

今のホストで約半年暮らしていたので、少し寂しくもあり、移ることがめんどくさくもありますが、新しいホストから新しいことを学べる良い機会かなとも思います。新しいホストでの良い食生活を願ってまたギャンブルです(笑)