視点

「一つ上の役職についている気持ちで仕事に取り組め。」と以前、上司から言われたことがありました。
最近になってこの言葉をよく思い出します。

言われ時には、自分の仕事に対するモチベーションをもっと上げていくべきだという意味だと解釈しました。
しかし「一つ上の」と言ったことが最近になって引っかかっています。上司はモチベーションを上げろと言ったのではなく、上を見過ぎないでもっと地に足をつけて仕事に取り組めと言ったのではないのかと。

現状に満足せず、良い方向に改善していく気持ちはとても大切ですが、それが度を越すと、現実を直視できない子供のような存在になってしまいます。

上司がその時にどういった意図でそのようなことを言ったかは分かりませんが、自分はそんな存在になっているのではないかと、最近とくに不安になります。夢を見つつ、現在のポジションをしっかりと把握するバランス感覚は、難しいことだと感じている今日この頃です。