お寺

日本に帰ってきました。やっぱり飯がうまい!長野にいますので、また時間があったら連絡ください。

先日、友人のお坊さんから、ある英文の手紙を読んで欲しいと言われ、翻訳してきました。ギャラ(!?)はお茶だったが、自分のやってきたことが、人の役に立つということはうれしいことです。その手紙は、檀家であるアメリカに住む日系の方からで、祖先のことについて教えて欲しいという内容でした。数代前のことなんか分かるのかと思ったが、友人の坊さんの父親、つまりその寺の住職はまず墓に行き、戒名を確認し、その後登記帳(戒名と本名を一致させる記録帳)を確認し、分家の方に電話で聞き、1時間ほどで約4代の系図を完成させた。その調査が素早く、鮮やかだったので、ビックリしました。住職って以外と仕事早いなと!

自分の家の4代前をすぐに調べられるだろうか。仕事上の体験で、相続の際に死亡した方の2親等相続人を調べ、そこから欠けている人はその子、その孫と調べていく。そうしていくと分からないという家族も少なくありませんでした。これが田舎の話だから首都圏の人たちは大変難しい作業では無いかと思います。お寺はそういう時に便利なのかなと思いました。ここまで書いときながら、自分の祖先を知ることは必要なことかと聞かれると、自分は別に必要性を感じられません。だから友人のお坊さんにはもっと違う形の仕事を頑張って欲しいなと感じました。まっ詳しく聞けば、お坊さんという職も大変そうではあります。選挙もそうですが、宗教も無関心はいけないなと思いこんなことを書きました。